断食ダイエットの注意点

断食ダイエット中の注意点についてもお話しておきましょう。断食ダイエット中で特にやってはいけないのがハードな運動をすることです。水分や多少の栄養素の摂取をするにしても、運動を行うほどの栄養素ではありません。

 

長時間のダイエット中は糖分が不足しがちで、ハンガーノックの危険性があります。これは体内の糖質が失われて血糖値不足状態に陥り、思考や身体の動きが鈍ることです。

 

断食ダイエット中は、多少の散歩程度はいいのですが、長時間のジョギングやトレーニングなどは避けるようにしてください。

 

また、断食というと、とにかく何も口に入れずに我慢する方法だと思っている人も多いようです。正しい断食方法を知らない場合は、ダイエットも失敗しますし、何より身体を壊してしまう危険性もあります。

 

間違えやすいのが、水分を摂ってはいけない、ということで、断食中でも水分は充分に摂取しなければなりません。その方が代謝も改善されてデトックス効果もあります。期間については3日以上続けるのは危険です。

 

スタート当初は半日にしましょう。慣れてきても最長3日程度にしておきます。そしてその間には必要な栄養素を摂ることも重要です。

 

もうひとつのポイントは断食終了についてです。断食後の胃腸の動きは弱っています。そこに強い刺激があると胃を傷めてしまいます。断食ダイエット終了後には、お粥やうどんなど消化のいい食事で徐々に慣らすようにしてください。